授乳中のカフェイン、アルコールはNG?その理由

授乳中のカフェイン、アルコールはNG?その理由


コーヒーや紅茶などカフェインの含まれている飲み物はできるだけ避け、お酒は1滴も飲むことが許されないなど、妊娠中は我慢の連続です。そのため、「産んだら思う存分飲んでやる!」と思っている方も少なくないでしょう。
しかし、これらの飲み物は、授乳中にも飲むことを控えたほうがいい飲み物だといえます。我慢する期間が長くて大変かもしれませんが、授乳中にも避けなければいけない理由を知れば、もうちょっとだけ我慢しようという気持ちになるはずです。

授乳中も我慢!カフェインとアルコールによる影響とは

カフェイン摂取が夜泣きの原因に!?

カフェインは摂取することで脳を刺激し、興奮・不眠・落ち着きがなくなるといった症状が現れます。授乳中のお母さんがカフェインを摂取すると、摂取量の1%程度のカフェインが母乳に含まれてしまいます。ただ、大量に摂取しないかぎり、母乳から赤ちゃんがカフェインを摂取しても影響はないと言われているため、コーヒーを1日2杯ほど飲んでも問題はありません。
しかし赤ちゃんはカフェインの感受性が高いため、カフェインを過剰摂取すると、興奮して落ち着きがなくなったり、なかなか寝付けなくなったりします。赤ちゃんがいつも異常に不機嫌、なかなか寝てくれない、夜泣きの回数が増えた場合は、カフェインを摂り過ぎていないか見直してみましょう。

赤ちゃんがアルコール中毒になるかも!?

お母さんがアルコールを摂取すると、お母さんの血中アルコール濃度とほとんど同じ濃度のアルコールが、母乳に含まれます。多量に摂取したり、長期間にわたって摂取し続けたりすると、赤ちゃんがアルコール中毒になってしまう危険があります。アルコール中毒までいかない場合でも、睡眠時間が短くなる、発達が遅れるなどといった原因になりかねません。
また、赤ちゃんに母乳を飲ませるために、お母さんの脳下垂体からプロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌されています。アルコールを摂取すると、プロラクチンの分泌量が低下し、母乳の量が減少してしまいます。さらにオキシトシンの分泌量も抑制され、母乳の出が悪くなってしまうのです。

カフェインが含まれる飲み物とは?

アルコールが含まれている飲み物は誰もが分かることでしょう。しかしカフェインが含まれている飲み物は把握していますか?コーヒーや紅茶、緑茶など意外と私たちの身近なところにカフェインが含まれている飲み物があります。

  • コーヒー

コーヒーには、紅茶の約2倍のカフェインが含まれていると言われています。どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、ノンカフェインのものを飲むようにしましょう。

  • 紅茶

コーヒーよりカフェインの含有量は少ないとはいえ、100mlあたり約30mgのカフェインが含まれています。紅茶を飲む際は、ノンカフェインの紅茶やハーブティを飲むようにしましょう。

  • 緑茶

緑茶で注意してほしい成分は、カフェインだけではありません。緑茶にはタンニンという成分が含まれており、この成分は葉酸の働きを阻害してしまうのです。
他にもハトムギは子宮収縮を促進する作用があるなど、緑茶には注意したいさまざまな成分が含まれています。

  • ココア

ココアは1杯に10mgほどのカフェインが含まれていますが、コーヒーなどに比べて含有量が少ないため、あまり神経質にならずに飲むことが出来ることでしょう。しかしココアは糖分が多く含まれています。甘いものを摂り過ぎることで母乳の出が悪くなる可能性があります。

  • ホットチョコレート

チョコレートにもカフェインは含まれています。特に、ダークチョコレートにはミルクチョコレートの約4倍のカフェインが含まれているので注意が必要です。また、実はホワイトチョコレートにもカフェインは含まれています。チョコレートは糖分も多いため、摂取量に気をつけましょう。

  • エナジードリンク

エナジードリンクに含まれるカフェインは、無水エタノールという形で含まれています。含まれているカフェインの量はコーヒーと同じか、それよりも多いです。

このようにカフェインは、わたし達の身近にある飲み物の中に含まれているのです。せっかく意識してコーヒーや紅茶の摂取量を控えたとしても、緑茶など他の飲み物を飲みすぎては意味がありません。

どうしても飲みたい!そんな時どうすればいい?

もともとコーヒーや紅茶などの飲み物が好きで、毎日のように飲んでいた方は、どうしても飲みたくなってしまいますよね。1日2杯程度のコーヒーであれば、飲んでも問題ないと言われています。しかしできれば、ノンカフェインのコーヒーや紅茶を飲むようにしましょう。アルコールに関しては、新生児など3時間に1回の授乳が必要な期間は、禁酒するようにしましょう。
そして検診などでかかりつけのお医者様に相談することがベターです。「ビール1日1缶、飲んだ後4時間は授乳しない」など、具体的にアドバイスをしてくれることでしょう。

おわりに

カフェインやアルコールが含まれている飲み物は、授乳中も控えるべきだといえます。しかし我慢を続けることで、ストレスが溜まってしまったり、我慢の限界が来て旦那さんに八つ当たりしてしまったりすることもありますよね。
どうしても飲みたいと思った時は、ノンカフェインのコーヒーや紅茶を飲んだり、医師に相談してアドバイスをもらったりしましょう。

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赤ちゃん講座ハイパー

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知っているつもりでもいざとなった時あたふたしてしまうのが人間というもの。赤ちゃんが泣いている理由がわからない・・・そんなことが日々のストレスとなることもしばしばです。そうした赤ちゃんに関する悩みを解決できるノウハウをご紹介致します。